キュウリの収穫期のみんなの残留農薬対策と病気対策まとめ

528: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 18:09:23.97 .net
最盛期のキュウリは毎日2回収穫する必要があり
多くの農薬は収穫の24時間前までに使用する必要があることから
最盛期のキュウリは農薬の使用ルールを破って出荷されいる場合があり
農薬の残留値が想定値より高い可能性が高い

ということでOK?


532: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 19:16:43.23 .net
>>528 Thats right!

私は東北ですが、夏秋きゅうりの標準的な収穫可能期間は、露地で14週、雨よけハウスで24週前後です。
基本的には、定期防除が週に1回、これに臨機防除が加わります。

ハウスの場合、定期防除プラス数回の臨機防除ですむ場合が多いですが、露地の場合、降雨の前後の臨機防除、とりわけ梅雨時期は1日2回消毒することもめずらしくないです。

つまりハウスの場合、週に1回の頻度で、農薬がやや多めにかかったきゅうりが出荷され、露地の場合はそれ以上の頻度で、とくに梅雨時期はかなり高い頻度でそういうきゅうりが出荷されている、と考えていいかと思います。

T.B.C.・・・

529: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 18:37:40.41 .net
オクラも1日2回収穫してるとこは同じですな。
うちはめんどくさいから1回だけど、それでも24時間には抵触する。
出荷する頃には24時間経ってるからまあいいだろと思ってるし
農協もそれでやれって言ってるから大丈夫なんだろうけど。
法律が実情に合ってないんでしょうな。

533: 532 2014/10/14(火) 19:17:43.58 .net
ただし露地の場合、ある程度は降雨により流れ落ちます。
浸透以降性、浸達性のある農薬、または機能性展着剤を混用して散布された農薬は、降雨では流れ落ちません。

また9月中盤以降のハウスものは、病害虫の発生が鈍ることと、収穫終了予定週までの残日数を考え、消毒をしないケースが多いです。
病気が蔓延しても、4~6週は持ちますので。

まぁ、この24時間前というのも、建て前ですよね。

534: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 19:19:44.18 .net
道の駅で、キュウリ買って、車内でそのままボリボリ食べてたわ。洗いもせず。

535: 532 2014/10/14(火) 19:22:28.94 .net
>>534
最低限、水洗いすることをオススメします。
きゅうりはトゲが新鮮さの証しになるので、出荷前に洗うことはまずありません。
洗うとトゲが落ちますから。

536: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 19:23:21.14 .net
残留農薬が基準超えるってのはまずいと思うけど
昔、出荷停止になって首吊り自殺したキュウリ農家いたって話だぜ


金儲けだけに目がくらむとまずい

537: 532 2014/10/14(火) 19:27:49.37 .net
日本の農薬使用基準だと、残留値が基準値越えというケースはまず考えられないのですが、それでもシーズン中に何件か出てきますね。

・希釈倍率を間違っていた
・収穫用コンテナに農薬のビンを入れていた
・消毒に使った手袋で収穫した

などのミステイクで検出される場合がほとんどです。
でも名前まで公表されるので、いろいろヤバいです。

539: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 20:00:31.11 .net
>>537
ミスではないけど集落内に一人居たよ、薬剤の容器から目検討でタンクにドボドボ入れたり散布量も回数もデタラメ、病株弄ったままの手袋で他人の圃場に入ったり、倫理観の希薄した生産者
出荷先や周囲の生産者からの指摘も聞かず淘汰されたけどね

倫理規範厳しく保てないなら生産者でいる資格無いもんね

540: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 20:38:24.08 .net
消毒の回数や収穫までの期間程度は守るのが普通だと思ってた
基準値以上検出したら部会全体出荷停止とかになるし
消毒前にワンサイズ小さ目まで収穫
消毒後ワンサイズ大き目まで収穫って感じ

個人で市場とかに出荷してる人なのかな

544: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 21:23:48.05 .net
キュウリってそんなに消毒しまくらないと
病気なんのか?

なんかおかしくね
もっといい方法探せよ


551: 532 2014/10/14(火) 22:10:06.85 .net
>>544
きゅうりの病気の多くは葉に出ます。
きゅうりは葉の展開が早く、倍々ゲームで増えていくので、毎日葉を摘みまくります
つまり、せっかく農薬を散布して防御力を高めた葉も、どんどん摘葉されていき、無防備な新しい葉が次々に展開するので、それにあわせて消毒をします。

また、病気になってから消毒するのではなく、病気になる前に消毒する予防散布が基本になります。
発病してからの散布だと、より強力な薬をより短いスパンで数多く打たないといけません。
予防であれば、有機JAS認証に通るような、硫黄や銅、食用油や重曹で十分ですから。

ただ露地については、雨が降るとまず間違いなく何らかの病気が出ます。
本年のきゅうり相場大暴騰を引き起こしたきっかけである、西日本における史上最悪の不作の原因のひとつは、止まない雨による炭そ病の早期蔓延でした。

546: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 21:26:30.94 .net
今どき、オルトランってw

550: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 22:09:45.74 .net
>>546 へえーっ、今はオルトランは使わないんだ(?)。後継の新製品は何か、ググってみた。

アリスタ ライフサイエンス(株)(本社:東京都中央区)はこのほど、長く愛用され親しまれ ている
主力製品の『オルトラン水和剤』(有効成分:アセフェート)において、「葉しょうが」 でのアワノ
メイガを適用拡大として追加した。

アセフェートで、ググり直してみる。
商品名オルトラン。粒剤、水和剤がある。また、これのジェネリック品が日本で最初の
ジェネリック農薬として、ジェイエースの名でJA全農から発売されている。同様に、
住友化学からもスミフェートの名で発売されている。

ジェイエースでもググってみる。
ジェイエースはJA全農が推奨するジェネリック農薬です。新剤の開発には十数年の歳月と
数十億円の経費が必要となります。農薬メーカーは自社で開発した製品について特許で保護され、
他のメーカーは無断で製造・販売することはできません。しかしながら特許には有効期限があり、
特許の切れた農薬を第3者が製造販売したものがジェネリック農薬です。ジェネリック農薬のメリットは
開発経費の圧縮、開発期間の短縮により安価な農薬を製造販売できることです。

だそうだ。オルトランよりも今は安価になったのか。中身は同じ。

547: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 21:34:48.22 .net
そう言えば今年の指導書の使用例にオルトランあったな
ネオニコやジアミドばっかり使ってねえでたまには有機リン入れろ
って事かもね

549: 名無しさん@お腹いっぱい。 2014/10/14(火) 21:37:31.81 .net
キュウリとかトマトなんかのワックス系果菜類は残留農薬気にする必要ないだろ
吸収するのは葉と茎
実を農薬にドブ漬けしたって検出されない

残留農薬を気にするなら結球性葉菜類のほうだな
収穫7日目とか14日前とかになってるのは
農薬成分がモロ吸収される葉っぱそのものを食べるから危険なんだよ

552: 532 2014/10/14(火) 22:12:06.95 .net
>>549
言葉足らずだったかもしれません。
浸透移行性のある農薬でも、弱いもので蒸散流に乗って同一葉内に限定されますし、根まで下りていく強いものでもその先は成長点に運ばれるので、実は直接被曝分だけ見ればいいですね。


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