http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014101590091238.html
中日新聞 2014年10月15日 09時12分
愛知県が排出した下水道汚泥などを原料とする肥料が搬入された愛知県田原
市の農地から、国の土壌環境基準の5倍を超えるヒ素が検出された。調査した
愛知県新城市の市民団体「新城の環境を考える市民の会」(山本拓哉会長)は
14日、検出結果を愛知県に通報した。=関連<21>面
肥料を製造した産業廃棄物処理業「タナカ興業」(愛知県豊橋市)は、新城
市内に新たに処理施設の建設を計画し、市民の会は反対している。
市民の会によると、9月23日、タナカが製造した肥料が運ばれた田原市和
地町の農地から、土壌を採取。民間検査機関による溶出試験で、環境基準(1
リットル中0・01ミリグラム)の5・2倍のヒ素を検出した。鉛や六価クロ
ム、総水銀は基準値以下だった。
山本会長は「田原の農地に搬入されているのは肥料ではなく、産廃であるこ
とは明確だ。撤去を求めたい。県は一刻も早く、成分分析など、自ら調査する
べきだ」としている。
本紙が情報公開請求した行政資料によると、肥料の原料は、愛知県や静岡県
の自治体などからの下水道汚泥、大手食品会社などからの食品残さ、業者から
の木くず。2012年度は計1万1千トン余の原料から6500トンの肥料を
製造し、田原市の農家と取引している。肥料が運ばれた農地の周辺からは昨年
秋から、悪臭の苦情が田原市に寄せられている。
愛知県産業廃棄物協会などによると、ヒ素は、下水道汚泥に含まれた工業排
水か木くずに混入していた可能性がある。ヒ素は人体に過剰に入った場合、腹
痛や血圧低下などの急性中毒症状が出る恐れがある。
タナカ興業は04年に静岡県湖西市の農地に搬入した肥料が「産廃」とされ、
静岡県から撤去を命じられた。その後、田原市に搬入を始めた経緯がある。本
紙の取材に「社長が不在なので応じられない」としている。
愛知県廃棄物監視指導室は「環境基準を超えたからといって直ちに問題とは
認識していない。必要があれば、成分分析も含め、調べたい」、排出者である
愛知県下水道課は「下水道汚泥は年4回程度、成分分析して、有害物質が基準
値以下であることを確認している。基準を超えることはあり得ない」としている。
食べるな危険
34°02'10.7"N 131°36'55.6"E
なんて、山の中腹のモグリの産廃業者が違法に埋めてるもんだから
溜池が濁りまくり。 保健所も警察も見て見ぬふりだぜ。
空気入れなきゃダメですよ、悪臭も改善、ヒ素も出なくなる、だろう
愛知県役所、ド素人かよ(笑)
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