掲載日:2014年12月3日
大豆にとって収穫期に莢(さや)がはじけて落ちこぼれることは大問題だ。
この大豆の落ちこぼれによる収穫ロスを抑える遺伝子を、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)北海道農業研究センターの
船附秀行(ふなつき ひでゆき)主任研究員(現・近畿中国四国農業研究センター)と北海道大学大学院農学研究院の藤野介延(ふじの かいえん)准教授らが見いだした。
莢のねじれを抑えることではじけて畑に落下するのを防ぐ遺伝子で、この発見から栽培大豆の起源や歴史も透けて見えてくる。
農業生物資源研究所と香川大学との共同研究で、12月2日付の米科学アカデミー紀要のオンライン版に発表した。
野生植物は、より広い範囲に拡大して子孫を残すため、種子を散布させる仕掛けが必要になる。
マメ科植物は成熟すると、莢が勢いよくはじけて種子を遠くまで飛散させる。
こうした性質は、野生植物にとって有用だが、作物の場合、収穫する前に生産物を損失することになる。
このため、野生植物が作物となっていく過程では、種子を飛散させない個体が選ばれ、栽培品種となってきた。
-----------引用ここまで 全文は記事引用元で------------
▽記事引用元
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_
SciencePortal(http://scienceportal.jst.go.jp/)掲載日:2014年12月3日
日本じゃ使えんだろ。
逆に豆を凄まじい勢いで弾く大豆も見てみたいw
落ちた実を拾わないと収穫できず、収穫に手間が見合わなかった。
ところが突然変異で穂から実が落ちにくい小麦が登場し、劇的に収穫が楽になった。
この突然変異の追跡で、小麦栽培の歴史がわかるようになったんだが、大豆でも
できるようになるんだな。結構胸熱。
○こぼれ落ちw
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