2015.04.07
都会で働きづめの毎日…。都心部に勤務する会社員なら、一度くらい「地方でのんびり暮らしたい」
なんて思ったことがあるだろう。一般社団法人 移住・交流推進機構「JOIN」の後藤千夏子さんと
森山 忍さんによると、最近は移住希望者のために相談窓口を開設したり、資金援助などの特典を
用意したりしている地方自治体も多く、年々、移住希望者が増加しているのだとか。
「はじめは定年退職したシニアを対象に移住制度の整備が進んでいたのですが、最近は地域を
元気にしてくれるアイデアやパワーのある若い世代を取り込もうとする動きが大きくなっています。
実際に20~30代の希望者も増えていますよ。もっと家族との時間を大切にしたい、
出世がすべてではない、と価値観が多様化しているのでしょう」(後藤さん)
移住者向け情報誌『田舎暮らしの本』(宝島社)の「2015年版 住みたい田舎ベストランキング」
では、1位は島根県大田市、2位が鳥取県鳥取市となっている。島根、鳥取の両県は、
20年以上前から移住者誘致に取り組んできた“移住政策のパイオニア”的存在なのだそう。
そのほかにも、ユニークで大胆な特典を打ち出している市町村が多数。思わず「いいの?」
と言ってしまいたくなるような太っ腹な制度がある「移住希望者注目の市町村」を、
JOINのお二人に教えてもらった。
●島根県美郷町 …起業コンテストの合格者に1000万円の資金援助
●鹿児島県枕崎市 …新たに農業を始める夫婦に、毎月20万円を2年間支給
●島根県飯南市 …新築住宅の家賃が月額4万円! 25年間住めば自分のものに
●群馬県片品村 …2歳から子どもの保育料が無料
●福島県磐梯町 …出産祝いとして1人目20万円、2人目30万円、3人目50万円を支給
●北海道新冠町 …不妊治療に150万円の補助
●長崎県五島市 …家賃無料で最長3カ月の田舎暮らし体験を実施中
確かに魅力的な制度がたくさん。とはいえ、いきなり全てをかけて慣れない田舎に飛び込む
というのはリスクも大きい気がする…。のんびり暮らしたいという憧れだけでやっていける
ほど甘くはないはずだ。それなら、「地域おこし協力隊」に参加して、自分の適性を見極め
てみてはどうだろう。
「『地域おこし協力隊』とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方に都市部から人材を誘致し、
地域力の維持・強化を図っていくことを目的とする制度です。活動の対価として報償費の支給があり、
自治体によっては住居を保証しているところも。任期は最長3年間で、全国各地で募集があります。
仕事の内容も、地域イベントのプロモーション、特産品のマーケティングなど、若者の視点や
経験を活かせるものが増えてきました。任期満了後はその土地で起業する人や、結婚する人もいます」(森山さん)
4月には、移住希望者のための施設「移住・交流情報ガーデン」が東京駅近くにオープン。
専門スタッフによる相談窓口や、イベント・セミナーのためのスペースなどが設置されている。
田舎暮らしに少しでも興味が出てきたなら、情報収集に立ち寄ってみるといいかもしれない。
(山口優希/ユーフォリアファクトリー)
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20150407-00041599-r25
趣味でやる農業とお金をもらう農業は別だ。
趣味でやる農業はまったりしてたのしいけどな。
それにしても子供がほとんどいなくて保育園ガラガラの自治体で保育料無料とか何の意味があるんだろうと思うw
田舎に人を呼びたいなら、
・畑付きの住宅が永久に家賃無料
・仕事提供または生活費支給
・自治会や消防団加入を押し付けない
ぐらいは最低限必要だろ
この3つがそろって初めて地方創生のスタート地点にたてると思う
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