事業は2015(平成27)年度から5年計画。ICTを活用して栄養価や鮮度など高い付加価値を持つ農産物を栽培し、農家所得を向上させる狙い。
トマトやミニトマトなど5品目の土壌状況や成育状況、流通状況のデータを収集している。経験の浅い就農者も技術習得できる仕組みを作り、就農者の増加にもつなげる。
2年目となった16年度は、生産から販売までのデータを基に、生産の水分や肥料、酸素量の制御、流通・鮮度保持、収穫時間、収穫後の温度管理などで改善を図った。
その結果、トマトやミニトマトでは糖度や食味値が上がった。流通状況も改善したことで、高機能と高鮮度の野菜となり、営業利益が20%向上した。
17年度は1、2年目のデータをさらに活用して、より付加価値の高い野菜を栽培していく。さらに「トマトは糖度8度以上」「ミニトマトは10度以上」など具体的な数値目標を立てる。
そして、誰が作っても均一的に目標数値が達成できるような、データに裏付けられた詳細な作業マニュアルづくりを目指していく。
3月23日には同市で報告会が開かれ、会津各地の生産者約30人と東農大農学部の小池安比古教授らが出席し意見交換。熟練の生産者の勘と経験による生産のデータが収集できたことで、経験の浅い就農者も付加価値の高い野菜が生産できるようになるという。小池教授は「多くの人が成果を出せるようにしたい」と語った。
福島民友新聞 4/22(土) 12:48配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170422-00010015-minyu-l07
美味しんぼの影響強すぎるだろw
果物は贈答品など糖度しっかり上がる品種の需要はあると思うけど、
野菜に関してはやり過ぎて気持ち悪い。
味が均一化してどの野菜もあまーーーいだの苦くないだのってなっていってる。
実際そうしないと子供が食べないからね
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