【稲作】プール育苗ってデメリットあるの?

112: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/06(水) 23:43:39.58 .net
面積が増えてきたんで、プール育苗を検討してるんやが、
調べるとほぼメリットばっかりだ
これ大きなデメリットとかないんかね
逆にないとしたら、なんで今までこのやり方が主流じゃなかったんだろう
昔はほとんど上から水やりしてた記憶がある



113: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/07(木) 05:35:48.27 .net

114: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/07(木) 05:37:24.84 .net
>>113 続き
水温を上がらないと生育が悪いので、
http://www.nosai.or.jp/nosai_kasou/shinbun_anotoki01.html (水苗代は気温が上がってきた2回目の育苗に使う)
プールの下の水温を上げたり
http://www.nowden.co.jp/product/ndn_cable/cable_1.html 
する必要がある。

水が多い分、夜間の気温低下が少なく地温が低下しにくい
http://www.jma-net.go.jp/nara/knowledge/saijiki2/20fog.htm (川霧、参照)
生育が確保されます。
高さ誤差0.5cm程度の水平面を確保する
という高度な土木技術が要求されますが、
苗代に砂を撒いて、水平になるように整地して、ローラー等をかける。
苗床幅の棒をおいて、棒が水平になるように水準器をあてて、膨らんでいるところを削る。
うまくいかなければ、水没苗箱の下に砂を置いて水没しないようにする。
ことで、比較的簡単にプールが作成できます。
自分で運送すれば、2000-4000円/トン (又は、500リットル程度の容積)程度で砂を購入できるでしょう。
害虫駆除の問題は、岡苗代と同じなので問題ないでしょう。
http://shizen-nou.jimdo.com/2015/07/23/%E7%91%E8%8B%E4%BB%A3-%E5%B2%A1%E8%8B%E4%BB%A3-%E3%92-%E5%8B%E7%A9%E3%84%E9%B3%A5-%E8%AB%E3%AE%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%8B%E3%89%E5%AE%E3%8B-%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E6%B0-%EF%BC%91/
水温が低いと
>苗の姿は大きくても茎が軟弱でひ弱に育っている
となります。
農電ケーブルをおいて、加温するのが楽です。ハウス内だから、電気は取れるよね。

116: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/07(木) 06:22:30.65 .net
>>114 つづき。
うちのほうでは、
稲作用培養土、として販売されているブツを使うと、なぜか生育が悪い
という結果が出ています。しかし、同じ土を使っている農協の共同育苗所では生育がよい。
農協の育苗施設内に、こんなものが置いてあったのです。
http://www.megreen.net/plant/rakukon.html 

プ-ル育苗の場合に、「生育が悪いな」と思ったらば、排水して、新規に水を入れて、施肥する、という作業を行う場合があります。
この場合に「新規の水」は、液肥を入れてください。
苗の生育によって、必要な微量成分が使われ、水内の微量成分が不足している場合もありますから。
https://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/tarc/1993/tohoku93-056.html 

私の場合には、長年使っている、粉のハイポネックス(当時、水耕栽培用肥料がこれしか販売されていなかった)をバケツで溶いて投入しています。

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%97%E3%BC%E3%AB%E8%B2%E8%8B%97+%E6%B0%B4%E8%95%E6%A0%BD%E5%9F%B9&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%B0%B4%E8%95%E6%A0%BD%E5%9F%B9+%E8%B2%E8%8B%97+%E8%A5%E6%99%E3%80%E7%A8%B2&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt

117: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/07(木) 06:53:59.21 .net
>>113
ぽっと出じゃなく、歴史ある技術だったんやな
サンクス
参考にしてみるわ
しかしこうしてみると、じつは有効なのに失われてしまった技術があるんじゃないかと思ってしまうな

145: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/09(土) 07:44:42.87 .net
>>113>>114
俺もプール育苗やってるけど、やらない人の気が知れない程管理が楽
長時間拘束される水やりも、それを軽減するための設備装置も要らない。
温度管理も大雑把で良い。
それに薬使わなくても病害も無い。
プールの高低差は無いのが理想だが、俺は目測で均す程度だがプールを区切ることで対処出来大きな問題は感じていない。

120: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/07(木) 08:46:45.40 .net
>>112
ケラがプールシートに穴を開けるんでムカつく

147: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/09(土) 13:59:44.07 .net
慣行育苗のほうが初期成育がいいとか早く分決するって話を聞いたことがあるんだが、
そのへんどうなんだろう
路地プール・ハウス内プールとかに比べて明らかに差があんのかな、誤差程度かな

154: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/10(日) 07:24:03.13 .net
>>147
>慣行育苗のほうが初期成育がいいとか早く分決する
これは肥料濃度の関係だと思う。
肥料分が少ない状態で生育した苗を植えたほうが、移植直後の生育がよい
という原則がある(稲の話じゃない)。
根負け(ねまけ)又は茎の周辺に根が集まることから根巻(ねまき)と呼んでいる。
移植が近くなったらば、肥料濃度を下げることで対応が可能だが、結構難しい。

>路地プール・ハウス内プールとかに比べて
これは、夜間気温(吹き溜まり)の低下がしにくいハウスと低下がしやすい路地との違い。
育苗場所の局所的地形が大きく関係するので、はっきりした事はいえない。
苗周辺(地表?cm、苗の高さ)の気温の変化を注意してくれ。

155: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/10(日) 08:15:47.34 .net
>>154
田植え時に、慣行のほうが肥料濃度が低く、プールのほうが肥料濃度が高い傾向があるってことかな

162: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/10(日) 19:18:41.71 .net
>>155
>高い傾向があるってことかな
そんな単純な話じゃない。

乾いている場合は、
http://search.yahoo.co.jp/search;_ylt=A2RAzExrJZJW0T8AlhKJBtF7?p=%E6%A0%B9%E9%B8%E3%80%E5%B8%E5%8F%8E&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=&afs=
と、根から放出される根酸によって土壌中の肥料分が可溶化されて吸収される。
プールのように水没している場合には、水中の可溶化されている肥料分がそのまま吸収される。
前者は、根の周辺1mmの範囲の肥料しか吸収対象にはならない。
後者は、(自然乾燥・人為的水位の操作等の水位の変動によって)水が移動するため、ほぼ全量が吸収される。
このことが、水耕栽培と土壌を使った栽培との違いで施肥の分量の違いなどが大きく出てくる。

土を使っていると植える頃(3-6葉)位になると肥料切れが見られる場合もある。
液肥の場合には、葉に肥料粒が付着して肥料焼けする、なんてことを考えなくて、ジャンジャン入れるから、肥料切れ状態にはならない。

167: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/10(日) 21:47:38.90 .net
>>162
そもそも根は直接肥料分を吸収しないだろ
根源微生物の働きによって分解された肥料分を吸収するって勉強したけどな

172: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/11(月) 07:52:17.88 .net
>>167
>根源微生物の働きによって分解された肥料分
これは有機質。水耕栽培は無菌栽培も可能です。
微生物に分解されたもの、を液肥として与えます。

うちのほうだと、
腐植土を使う場合には臭化メチルで殺菌する。
臭化メチルが使用禁止になってからは、殺菌済みの農協の培養土を購入する。
ほぼ無菌の関東ローム土を使う場合には、集荷メチル殺菌を省略できる。
ということで、病害発生予防の観点から、有機質は入れていない。
なお、人によっては、泥炭の加工品( https://www.denka-azumin.co.jp/howto/index.html )を使っている人もいる。
有機質の分解・吸収はあまり考えない。

育苗期間が長い成苗植えの場合には、微生物によって有機質を分解する期間が確保できますので、考慮します。しかし、近年はようびょう植えが主流です。
硝酸・亜硝酸を合成する菌種があります。尿素からアンモニアが、アンモニアから亜硝酸が、亜硝酸から硝酸がつくられ、約1週間で散布した尿素が植物に吸収される(例外もあります)硝酸に変わる。
硝酸になってから吸収される。
液肥の場合に、硝酸を入れている場合が多いです。主に使われているのはアンモニア(アンモニウム塩の形で)です。
というのは、1-7日で溶液を交換しますので尿素などのちっこう性では合成・吸収される前に捨ててしまいますので
硝酸又はアンニモアのような即効性肥料を使います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%9C%E7%A1%9D%E9%B8%E8%8F%8C


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