みなさんは、「店番の人がいないお店」と言われて、どんなお店を想像しますか?
一部の農家が運営している「無人直売所」が、まさにそれです。近所で見たことがある、という人もいるかもしれませんね。
無人直売所では、道ばたや家の前といった場所に、野菜や果物のような商品とお金を入れる缶だけが置いてあり、
お客さんは自分一人で買い物をします。ここで、まず頭に浮かぶのが、「盗まれないの?」という疑問。
そこで、東京・日野市で24年間、野菜の無人直売所を営んでいる馬場達夫さんに事情を聞いてみました!
■無人直売所では、盗難対策がちゃんと考えられている
――無人直売所といっても、運営の仕方はさまざまです。馬場さんの無人直売所はどんなお店なのでしょうか。
「うちの農家の売り上げの9割以上は、無人直売所によるものです。人通りが多い場所にあるので、
利用してくださるお客さまが多いんですよ」(馬場さん)
――9割以上とはすごいです! どのような野菜を扱っているのでしょうか。
「トマト、なす、きゅうり、ピーマン、万願寺とうがらし(※京都発祥の野菜)、大根や白菜などですね
。日野市の特産物であるトマトが一番人気です」(馬場さん)
――扱っている商品の幅もかなり広いのですね。たくさんの野菜を置いていて、盗まれてしまうことはないのでしょうか。
「実は、年間で計算すると、全体の商品の1割弱は盗難にあっています……。
一番悲しかったのは、妻の友人が野菜を持っていっていたこと。それも、ご近所さんにおすそわけしていたことで発覚しました……。
そのため、盗難対策として、監視カメラを設置しています。取り付けてから、盗まれることはだいぶ減りましたね」(馬場さん)
――がんばってつくった野菜が盗まれてしまうのは、とても悲しいことです。
農家の方は、盗難が起きないようにそれぞれ工夫しているんですね。
■「新鮮さ」や「安全性」という質のよさが大事
ただ、強調されていたのは、ほとんどの方が、きちんとお金を払ってくれるよいお客さんであるということ。
馬場さんがつくる野菜には、根強いファンが多いそうです。
「毎朝、早い時間に採った野菜を直売所に置くようにしています。『新鮮』であるのと、『安心・安全』であることから、
お客様に好評をいただいています。特に変わったことをしなくても、『いいものをつくる』ことを心がければ、
たくさんの野菜を買っていただくことができるんですよ」(馬場さん)
――農業をしていて楽しい瞬間はどのようなときでしょうか?
「やっぱりお客さまに野菜を喜んでもらえたときが一番うれしいです。市場に卸すのではなく、
自分で無人直売所をやっているからこそ、直売所に立ち寄ったときに、ちょうどお客さまに直接声をかけていただくこともあります。
そういうときは農業をやっていてよかったなと感じます」(馬場さん)
お客さんの笑顔に接しやすいのが、無人直売所の魅力だといいます。運営される農家さんが多いのは、
このようなところに理由があるのかもしれませんね。
■どのようにすれば売れるかを考えることが大事
日本は国土が狭いので、野菜や果物を大量につくることができず、諸外国にくらべて一個あたりの値段が高くなってしまう
傾向にあります。そのため、今後、貿易のルールが変わり、安価な外国産の農作物が
輸入されるようになると、日本産の農作物は売れなくなってしまうのではないかと不安視されています。
しかし、野菜を売ることを考えたとき、値段が安ければいい、というわけではないでしょう。
馬場さんのように「質が高い」商品を提供することでも、たくさんの方に買ってもらうことができるのではないでしょうか。
農作物をどのようにすれば売ることができるか、経済活動という観点から農業を研究する学問を「農業経済学」といいます。
無人直売所をはじめとした農業の仕組みに興味を持った人は、農業経済学の観点から、
日本の農家について考えてみてはいかがでしょうか。
ある程度盗まれるのは当然だろ
売上金を持っていかれるのは想定外
無人販売所が閉鎖されたよ
冗談抜きで中国人韓国人が増えてこういう信頼関係は無理になった
もうすぐ普通の自動販売機も消えるかも
畑からの根こそぎ盗難が問題になってるよね。
本来は捨てるしかない野菜置いてるだけ
いや噂ですが、否定もできないので俺は買わない
農薬の検査結果が消費するまでに出るの?
うちの近所は加工用の小麦やジャガ芋を作ってる農家が
自家消費用に作って余った野菜を売ってるんだが
この場合の農薬との関係を説明してくれ
たまに行く無人販売所は品揃え豊富で笑ってしまう。
盗まれても痛くない
農協に卸せないようなB級以下の野菜(形が悪かったり虫食いあったり)
や生産調整で畑で腐らせるより誰か持っていけや 的な販売
金とかほぼ期待してないしちゃんと金があれば(気持ちが)少しうれしくなる って程度のもの
神社の賽銭みたいな感じかね
カメラ設置してないよなw。
もともと東京近郊は野菜が高いんで、
それよりは安いが、通常の売価よりは高い金額設定で飛ぶように売れる。
だから数割盗まれても、想定の範囲内で赤字にはならないし、
ゴルフするような紳士wは、そういうことしないw。
と言っているのと同じ
植えてある野菜も盗まれるようだよ。
これが日本人なんだなあって少し感動した。
それはモラルどうこうよりもリスクリターンが見合わないってのが大きいと思うが
夜なら誰も歩いてないからチャリで盗み来るくらい余裕なんだよ
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