03/12 07:00
【帯広】新規就農した女性2人が帯広市川西地区で運営する畑作農場「十勝ガールズ農場」が、
今秋の初収穫に向けて活動を本格化させている。ハウス内では野菜の苗作りに着手。
市内の飲食店などへの出荷も計画し、販路拡大へ準備に余念がない。
同農場は、おしゃれな農作業着の販売やグリーンツーリズムなどを手掛ける農業法人、
アグリファッショングループの事業の一つ。女性専用の農業体験実習施設
「新得町立レディースファームスクール」などでともに農業を学んだ
栃木県出身の沢居(さわい)恵利さん(26)と苫小牧市出身の高野華瑠菜(はるな)さん(26)が、
共同農場長として運営している。
市内の農家2軒から農地5ヘクタールと200平方メートルのハウス2棟をそれぞれ借り、野菜などを栽培する。
農地の借地料(1年)50万円は、インターネットで小口出資を募る「クラウドファンディング」を使ったところ、
目標額を超える61万円が2月下旬までに集まり、賄うことができた。
2月には法人として大正農協の准組合員となった。
ハウスでの野菜作りは高野さんが担当し、トマトやナスを栽培する。農地での露地栽培は沢居さんが担当し、
キャベツやトウモロコシ、ジャガイモ、カボチャなどを植える予定で、豆類の栽培も検討している。
2人は、ピンセットを使って育苗用トレーにナスやトマトの種を1粒ずつ丁寧に植えるなど準備に忙しい。
高野さんは「新しいチャレンジとして多くの人に注目されている。期待に応えられる農産物を作りたい」。
沢居さんは「技術面など心配はあるが、一つ一つ勉強してやるしかない」と意気込んでいる。
農産物は直売所で販売するほか、帯広競馬場内の商業観光施設「とかちむら」にある洋食店「ミリオン・サンテ」、
市以平町の「十勝おばんざい 天空」など十勝管内の飲食店、大手飲食チェーン店、大正農協などに出荷する計画だ。
帯広空港周辺でのグリーンツーリズムにも取り組み、農家でトラクターに乗ったり、
自ら栽培したトウモロコシを試食してもらったりする。
農業男性と結婚しなくても女性が就農でき、後継者対策にもなるこの就農モデルは、全国的にも注目を集めている。
地域社会を研究している広島大学の西村雄郎教授らの研究グループが2月末、開設の経緯などの聞き取りに訪れた。
在札幌米国総領事館のジョエレン・ゴーグ首席領事も2日、視察に訪れ、「新しいアイデアを応援したい」と激励した。
(小森美香)
北海道新聞
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0245276.html
日本の自給率を上げるために頑張ってるな!
対人だとややこしそうだし、野菜はまだ何かあっても損害が小さい
有機栽培で育てたほうが品質的に良さそうじゃん。
狙い所がわからん。
十勝は米作ってない。昔は作ってる所あったみたいだけど。 うちの従兄弟に嫁入りしてくれればいいのに。
北海道はまあ三代さかのぼればみんな新規参入者。
それがあるから札幌みたいな都市部では何のしがらみもなく上手くやれるんだけど、一次産業が盛んなとこだと既得権益の絡みであんま受け入れられんよ
最近は十勝だけじゃなく米や牛で儲かってるとこ多いしね
川西大正農協あたりなら売り込むのうまいから余程のことしなきゃ大丈夫かな
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