コンサルは、高台に貯水池を作って自然加圧のパイプラインを勧めてきた。
ボンプの更新費用が要らない
水管理のしやすい
農道が広くとれる
草刈りが楽
と、やたらい良い文言が並ぶけど、
メンテナンスやゴミ詰まりや地震などトラブったときのコストの話はナシ。
U字溝の方があとあとの心配は少ないので、こっちが良いかなとは思ってるけど…。
現地や近くで導入してる農家の方の意見を聞かせて下さい。
当地は圃場整備やる場合の用水は基本パイプライン。ゴミ詰まりはほぼ無い。
2011年の地震で被害もあったがそれはU字溝でも同じこと。
昔の圃場整備でU字溝だった用水路もパイプラインに更新中
今どきU字溝の用水路で圃場整備やるのは小さい地区だけ。
排水路も最近の圃場整備では下水のような塩ビ管の暗渠となってる。
地表に水路がないからちょっと不思議な感じもするけど
国営の幹線路だけもつ改良区の場合
加圧送水をしているためか、漏水が激しい。5年に1回ぐらいどこかで漏水している。
漏水検査(?)費用がけっこうかかる。
再利用が効かない(排水路から再度給水に回す)ので、水利用計画は入念にしておく。
樋水門 http://www.geocities.jp/fukadasoft/renga/explain.html をつけて
下流から上流にポンプで送圧する設備が必要かもしれない。
水不足になったら、下流からダムに水を送る設備が必要かもしれない。
なお、設計では、30年に1回干害が発生する、としていたはず。
降雨のばらつきが温暖化の影響か、1980年代以降増え続けているので、より短期間で干害が発生すると考えられる。
こちらの対応(用地だけ確保しておいて、下流からダムに送水するパイプラインを建設できるようにしておく等)が必要かもしれない。
必ず、
降雨量??mm以下、近くの河川の水位が??m以下になったらば干害が発生する、
降水量??mm以上で、雑排水が排水溝に流れ込み、排水溝から水田に水があふれる、
等の数値を確認しておいてくれ。
民法の規定(大正?年大審院判決)だと、上流が使った残り水を下流が使う、という規定。
これに反して、特定の権力者だけに水が配達される、という慣習法が残っている場合がある。
水が来ないと泣きを見ないように、民法の規定以外の規定を排するようにすること。
>>915 水のような塩ビ管の暗渠となってる
うちのほうは、黒木ドなので、素焼き管が主体。塩ビ管を使ったところは、数年で詰まって排水が効かなくなってしまう。
暗渠排水だと、大型農機の仕様と小型農機の仕様では埋設深さが異なる。注意してみておいてくれ。
>加圧送水をしているためか
そもそもパイプラインは水圧がかかってるだろ
水道と同じで自然流下であっても管内に空気はなく水圧がかかってる
空気弁があるの見たことある?
>うちのほうは、黒木ドなので、素焼き管が主体
それは暗渠排水だろ
そうじゃなくて田んぼの排水路がベンチフリュームなどの開水路ではなく、
VUφ200~300程度の塩ビ管の暗渠ということ
だから地区内に開水路がどこにも無い
うちの地区は、パイプラインで
1溜池から自然加圧。
この溜池に河川から給水するためのポンプあり。
2下流側に、河川に堰があってポンプによる圧送と田からの排水の再循環。
1と2を水具合見て、バルブ操作で切り替え。
30年ほど前の圃場整備で、上流側と下流側(水不足がち)がもめて
下流側の同意取るため上記のようになった。
(揉めたのは、パイプラインだと工事費が高騰するため)
以下うちらのU字溝事情
U字溝は、水が潤沢だと良いけど、
少ないと、水の取り合いになる。(下流側は、水が来なかったり・・・)
あと、U字溝の横は、溝が田面より高いと
古くなるとU字溝からの漏水で田が乾かなくなりがち。
パイプライン、楽~
ひねれば、出る。
たくさんのレス、ありがとう。
こちらの圃場整備事業は地区全体で90ha。
町内は30haで自分ともう1人の専業農家が町内を担う予定です。
近隣でもU字溝だったり、パイプラインだったり、まちまちで、それもあって意見がまとまらないのかと。
さて、追加で教えて下さい。
パイプラインの管の漏水、ゴミ詰まりのトラブルを実際に経験したところはありますか?
費用とか修繕期間はどの程度かかるんでしょう?
あとパイプラインだと排水も暗渠になると思うんだけど、暗渠の泥さらい、更新費用についてもお願いします。
圃場整備から30年ほどだけど、
漏水は、ある程度してるんだろうけど、問題になってない。
1度3年ほど前に、管が破損して水を拭きあげたことはある。
ゴミによる給水管の詰まりは、
圧もあり、流量もあるので無いみたいです。
冬も転換畑やってる人間もいるので、
冬も溜池から給水してます。
暗渠パイプは、一部詰まってるのかもと思える所もありますが、
草刈の邪魔になるかもとの理由で、
2~3本の暗渠パイプの出口を1箇所にしてる所もあり、
掃除は、やったことがありません。(高圧洗浄ホース突っ込むの、無理)
うちらは、田の暗渠の出口からは、開水路で河川放流してます。
うちの地域は
蛇口の詰まりは自己負担
エアやワイヤー等で詰まりを取り除く
エアで瞬間的に高圧をかける機械は地区によっては貸し出しあるが
人力でポンプ押すしいつでも使いたいから値段聞いたら高すぎなんでも
自作した
めちゃくちゃ安かった
蛇口までのラインはその地区の用水組合で業者に頼む
そのために面積割で払ってる水の利用料から積み立ててる
草は刈りにくくなったな
U字溝採用で農村の風景を守らにゃいかん
うち、圧送ポンプ用水だけど、ホース着けて普通に洗ってるよ
農機大型化しても大丈夫なもんかな
メリットは
土地を有効に使える
蛇口ひねれば出る
使う水の不公平が少ない
かけ流しとからく
デメリットは
初期費用、修理が高い
管理をきちんとしないと詰まりや出が悪いが頻発
蛇口が邪魔、結構ぶつけて破壊する
U字溝の
メリットは
初期費用、修理が安い
蛇口みたいな障害物が出っ張らない
詰まりとかが分かりやすく掃除しやすい
上流は好きに使える
デメリットは
下流は日照りに地獄
水争いで骨肉の争い
経年とかで漏水が湿田問題に直結
かけ流しは下流に迷惑
パイプ割れって、春の最初の水入れで起こるよな。
うちの方はパイプの破損が見つかったら指定の業者に連絡してすぐ補修させる。
一日あればだいたい終わるからみんなに知らせはしないけど、田植え代掻きの頃だと苦情こないか焦るね。
パイプは老朽化がひどくて毎年どこかしら破けてる。でも全交換だと何億もかかるから税金投入しないと無理。
それでなくても土地改良の支払いがでかいから負担増やすとか絶対ムリ。
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