2月27日 5時11分
ことしから国によるコメの生産調整が廃止されることから、農林水産省が各都道府県の作付けの見通しをまとめたところ、全体の7割を超える都道府県で、ことしのコメの作付けを前年並みと見込んでいることがわかりました。
コメ余りを防ぐために40年以上続いてきた国による生産調整、いわゆる「減反政策」はことしから廃止され、農家は自主的な判断で生産できるようになります。このため農林水産省は、ことしのコメの作付けの見通しについて都道府県を通じて調査しました。
それによりますと、去年と比較して「増加する」と見込んでいるのは、東北地方の秋田県と福島県などのほか、中国地方の山口県や鳥取県の合わせて6県でした。また「減少する」と見込んだのは、千葉県や鹿児島県、高知県など合わせて5県だった一方、「前年並み」と見込んだのが全体の7割を超える36の都道府県と最も多くなっています。
今回の調査結果は、国内全体でのことしのコメの生産量の目安について、農林水産省が去年と同じ生産量を示したことも影響していると見られ、減反政策が廃止されても、価格の下落も予想される増産には慎重な生産者や地域が多いことがうかがえます。
当初より見込まれていた通りなので未だコメ余りは続きますよw
買えないなら買える客に流す
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